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搾取型毒親:罪悪感と扶養義務を駆りたてて労働力もお金も吸い尽くす子どもを奴隷する親

子育てを投資と考え、奴隷に育てる毒親です。子どもは幼い頃から「親の道具」として、留守番や家事、育児・看護・介護、ときには現金収入を得る労働を強いられます。いわゆる「搾取子」です。
毒親は、「育ててもらった恩」と「家族の絆」で子どもの罪悪感と扶養義務を駆りたてて、全力で子どもにすがりつき、ヒト(労働力/人脈)・カネ・モノを吸い尽くします。搾取型の毒親にとって、子どもは親の一部。子どもを親と分離した一人の人間として見なしていません。子どもを手足として使って当然なのです。

 

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親孝行は子の義務
「育ててやった恩を高利回りで返せ」

搾取型毒親の特徴

搾取型の毒親にとって「家族の絆」は永久不滅であり、この親子関係は子どもが独立しようが、結婚しようが絶対です。子どもを産んだ親にとって、その子が生み出すすべては親に基づくもの。第三者には搾取としか見えませんが、子どもが家のために無償奉仕するのは当たり前のこと、子どもが稼ぎ出す資産は親のもの、子どもにかけた養育費や学費は返ってくるもの、とナチュラルに考えています。


毒親は子どもが小さな頃から「家族の絆」があればこそ「お父(母)さんだって、おまえの歳の頃は○○していた」し、「おまえを育てるためにこんなにたいへんな思いをしてきたのだ」とくり返し語ります。子どもは素直なので、こうしたエピソード(それが「この金食い虫が!」といった子どもへの罵詈雑言であっても)から、「家に尽くす意味」と「育ててもらった」という恩義は、絶対のものなのだと固く信じ込まされてしまいます。
学業と家事の両立や借金の返済の肩代わりなど、毒親から過度な負担を要求されても、子どもが拒絶できないのは、「育ててもらった恩」に報いていないような罪悪感に囚われるからです。不本意であっても、「この家、この親に、自分はお金(労働力)を差し出さなくてはならない」と自分を鞭を打ちます。この負担は重く、長きに及びます。


また、毒親にとって子どもは親の忠実な僕であるとともに、愛玩対象でもあります。きょうだいがいる場合、片方を搾取子としてストレス解消を含む親の僕として奉仕させ、もう片方を愛玩子として愛情とお金を注ぎ込み、ペットのようにかわいがる、といった具合に子どもを分け隔てするケースも少なくありません。

 

親にすべてを捧げるのが子どもの務め

搾取型毒親のマインド

・いつまでたっても親子は親子

 家族の絆は断ち切れない
・家族は助け合い支えあうもの
 親は子どもを必死に育て上げた
 次は子どもが親に尽くす、それが親孝行
・よそはよそ、うちはうち
 誰と関わろうがうちのルールは変わらない

 

親子のアイデンティティーの分離ができない搾取型の毒親によって、奴隷に育てた搾取子も、ペットとして育てた愛玩子も、「自分の人生」を諦めざるを得ない状況に追い込まれます。搾取子を重い負担で縛りつけ、過保護によって愛玩子から独立心と自立する力を奪う。これで親子が離れることはありません。搾取型の毒親の理想が叶います。
この状況から抜け出すのは、むしろ愛玩子のほうが困難です。「おまえは○○くらいしか役に立たない」「そんなこともできないのか」と毒親と一緒に搾取子を侮辱して育つ愛玩子にあるのは裏付けのない自信だけ。情に絆されなければ、搾取子にはチャンスがあります

 

おまえとは家族の絆で結ばれている
親を絶対に見捨ててはいけない

搾取型毒親の「毒性」

燃え尽き症候群・罪悪感・尊厳感情の低下・曖昧な境界線・優柔不断・服従性・共依存・抑うつ感・見捨てられ恐怖

 

「強固な絆で結ばれた決して離れ離れにならない親子」という搾取型の毒親のファンタジーをアダルトチルドレン(AC)、ことに搾取子は教え込まれて育ちます。「育ててもらった恩を返さなければならない」と刻みつけられ、毒親から要求されたら、お金でも物でも差し出してしまうのです。「よくやってくれたね」と言葉巧みにやさしく操る毒親でも、「なんだ、この程度か」とケチをつけられ貶す毒親でも、ACの努力は変わりません。「自分ががんばれば、きっとこの家族はもっとうまくいく、親も満足してくれる、はず!」と信じているので。

 

思春期を迎える頃から「親が思い、家を離れたい」という思いがよぎったはずです。実際、離れる人もいたでしょう。けれども、罪悪感に苛まれたACは、結局、理解ある家族の一員として、家族を支えることになり、家族の共依存が続くのです。

 

家族外の人間関係でも、ACは毒親との慣れ親しんだ、主従関係にある依存状態に陥りがちです。もし、あなたと対等であなたを受け入れ、認めてくれる相手がいても、その人とどんな関係を築いたらいいかわかりません。逆にあなたにずっしりと依存してきて不満ばかり言う相手との関係ならば、あなたが何をすればいいか知っています。搾取型の毒親の築いたギブ&テイクの関係、つまり、あなたがギブ担当で、相手がテイク担当の。こうして搾取型の毒親は、たとえ離れることができたあともACの人生に影響し続けるのです。

 

搾取型毒親が生まれた理由

[搾取型毒親が生まれるパターンその(1)]

親子の愛着障害があり、親とのアイデンティティーの分離ができなかった
[搾取型毒親が生まれるパターンその(2)]
きょうだいのうちどちらかが、親の容姿の好み、親が好きまたは嫌いな人物に似ているなどの理由から、きょうだいの扱いに差をつけた親が毒親になる(必ずしも長男が愛玩子、長女が搾取子とは限らない)
[搾取型毒親が生まれるパターンその(3)]
家族経営で事業を営む家や拡大家族(3~5世代の家族が同居する家族)の出身
[搾取型毒親が生まれるパターンその(4)]
愛玩子が離脱、または死亡したあと、愛玩子のスペアとして一家を託された搾取子やその配偶者
[搾取型毒親が生まれるパターンその(5)]
浪費傾向、ギャンブル癖、借金癖がある家族のメンバーを支えている共依存状態の家庭で育った

 

搾取型の毒親と搾取子・愛玩子きょうだいは、いずれの場合も(1)の傾向がみられます。たとえば子どもが成長するにつれて、自分を虐めた姑に似てきて母親がかわいいと思えなくなり搾取子にした場合、夫とその母親(姑)は分離が不完全だった可能性があります。

 

回復のステップは毒親から刻みつけられた
マインドに気づくこと

アダルトチルドレン(AC)は世代間連鎖することが多いのは、親から刷り込まれた価値観や考え方を、あたかも自分のものであるかのように行動してしまうからです。親を反面教師として「あの親のようには絶対にならない」と強く否定するほど、皮肉なことに親の価値観に強く縛られ、そこから自由になれません

 

ACの生きにくさや人間関係の不具合を変える第一歩は、気づくこと=意識化です。どのようなマインド(考え方や価値観、行動のパターンなど)を刻みつけられたを理解すれば、そこから生まれた今の性格や行動、思考の癖を直していくことができます。

 

同時に、自分は親とはまったく違う「一人の人間」で、自分には親とはまったく違う「自分の人生がある」という意識を強く持つことも大切です。
向き合うことを恐れないで、自分のことを理解していきましょう。

 

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[あわせてチェック]
・子ども時代に機能不全家庭で演じていた役割
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