【2023年】幸せになる!自分を変える7つの習慣【1】評価の軸を他人→自分に変える

7つの習慣のひとつめは、評価の軸を他人の目から自分の価値観に変えることです。

 

自分の何かを変えようと思って、新しいことを始めたとき、「他人の目」って大きな障害になります。

他人からどう見られるか、何を言われるか、どうしても気になっちゃったりしませんか?

ヒトは社会性がある生き物なので、それも当然です。

 

ただ、他人の目を気にしていては、いつまでも自分を変えられません。あなたの幸せは、誰かによく思われることでなくて、あなたが実感できることですから。

自分を変えたい人は、気になる「他人の目」が気にならなくなるように、しっかり習慣づけましょう。

鍵は「自己認識力」です。

 

「自分を変えたい」と思うとき

あなたが、自分の価値観(自分軸)にしたがって自分の幸せを追求し、その結果幸せで大満足な人生を楽しく過ごしているなら「自分を変えたい」なんて思わないはずです。あなたは、不幸でなくても、発展途上だったり、少なくとも100%ゴキゲンではないようです。どうしてそこから抜け出すのが難しいのでしょう? それにはワケがあります。

 

現状維持バイアスの罠

強く決意しても、変われないのは現状維持バイアスが働くからです。人には誰もこれがあります。「他人の目」もそのひとつです。変化や未知のことを避けて、何かを失うリスクに備えるためで、わたしたちに自然に備わっている防衛本能ともいえます。

 

ことに、変わることで、人から「傷つけられたらどうしよう」「どんな目で見られるだろう」といった不安があれば、てこでも変わらないことを選びます、あなたではなくて、あなたの無意識が。なぜなら無意識は、いつもあなたの安全を守っているからです。

 

ただ、このとき、価値判断の基準(軸)を「自分」ではなく「他人」にゆだねられています。

 

正しく自己認識できている人は10%前後

ご安心ください、それはあなただけではありません。自分の価値観がはっきりわかっていてそれを意識して生きてるという実感がある、たしかな自己認識力の持ち主は、たったの10%くらいしかいません。明確な実感はないものの、無意識とか感性とかでなんとな~く自分の価値観に沿ったチョイスをして生きてる人が20~30%。

 

残りの60~70%の大半の人は、周囲の人から承認されることで「あ、これでよかったのね」と安心して適応してる人です。これでは誰の人生を生きているかわかりません。近頃とかく「承認欲求」という言葉を耳にしますが、こんなふうに生きていれば、死活問題ですから承認されたがるのも道理です。

 

しっかり自分軸を立て直す!自己認識力を上げる方法

・自分が好ましいと思う感覚、自分を喜ばせる物事や場所を探す

誰がどう言おうと「自分にとってこれがいい」という状態こそ自分軸の基本です。この状態がわかっている必要があります。「楽しい」「心地いい」「うれしい」「わくわくする」「おちつく」「無条件に笑顔になっちゃう」感覚、自分を喜ばせる物事や場所を確かめておきましょう。これがわからないと自分にとって何がストレスかもわからず、気づかぬうちにストレスに晒されることにもなりかねません。

 

・相手に遠慮しすぎず、評価を求めすぎず

同じように遠慮しても「奥ゆかしい」と思う人もいれば「面倒だな」と思う人もいます。相手やその人の都合、気分によって、コロコロ変わります。信頼できる相手、利害関係がない相手など評価基準がある程度たしかな相手を除いて、他人軸をアテするのはリスクが高すぎます。

 

・自分を評価するならフェアに

短所を責めるなら、同時に同じ分量の長所もセットで認めましょう。苦手と得意弱点と強みも同様です。多くの人はネガティブな要素ばかり挙げ連ねて反省しようとします。さらに、できていることを努力が足りない、まだまだできるとか、欲張りな妄想であることも少なくありません。

 

・失敗は責めない

「なぜ」失敗するか考えるより、「なにが(足りない、多すぎ、早い、遅い)」失敗を起こさせたか考えるほうが合理的です。「なぜ」と責めて出てくるやる気や根性では解決しません。「なにが」という問いや分析から導き出される具体的な行動のほうが、たしかな解決への糸口になります。

 

自分を喜ばせる感覚をしっかりつかむ

ついつい、自分を前に出すことを避けて遠慮しちゃう人、ほめられると卑下する人、失敗すると自分を責め過ぎちゃう人、少なくないと思います。とくに、責任感が強く、努力家で、細かい気配りができる人ほど、そんな傾向があります。

この傾向が過剰「やりすぎ」に向かうと毒になります。自分を鞭打ち、追い込んで、疲れて、弱って、傷つくと、思考も感覚も鈍って停止してしまい、「何を良しとすればいいか」がわからなくなります。これが、自分軸をあいまいにする原因です。

 

自分軸をしっかり持つためにこそ自分を喜ばせる感覚「楽しい」「心地いい」「うれしい」「わくわくする」「おちつく」「無条件に笑顔になっちゃう」)、そして、自分を喜ばせる感覚の在り処や、そんな感覚を起こす物事を確かめておく必要があります。自分の喜びが何か、どこにあるかをちゃんと把握すると、自分軸がしっかりしてきます。自分は何を好み、何を良しとする人間であること、「自分は何者か」という自分像がはっきり描けるようになります。すると、環境バイアスに左右されず、他人の目を気にすることなく、ほんとうに必要なものを自由に選び、実行していくことができるようになります。

 

自己認識力を高めるためにも、日々の幸せのためにも、自分が好ましいと思う感覚、自分を喜ばせる物事や場所を集めて、大事にしていきましょう。

 

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[幸せになる!自分を変える7つの習慣]

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【1】評価の軸を他人→自分に変える →このページ

【2】自分を変える土台をつくる

【3】楽しい行動を習慣づける

【4】自動的にゴールにたどりつくシンデレラストーリー

【5】気持ちいい人間関係からパワーをもらう

【6】禁忌事項①努力をやめる

【7】禁忌事項②反省をやめる